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2012.10.13 15:08

DSC05619.jpg

久しぶりに更新されたブログが息子さんの代筆であるのを見たとき、
一瞬「死」という単語が頭をかすめたものだから、
大急ぎでブンブンと取り消したのだ。

3回しかお会いしたことはない。
京都、香川、そして高知で。
パリに住むマダムにして有名店「boncoin」オーナー。
勝手に華やかな感じの方を想像していたので、
初めてお会いしたときには、そのしゃれっ気のなさに驚いた。
ひっつめた髪を無造作に後ろでまとめ、
黒いTシャツに厚手のアンティークリネンをぎゅっと腰に巻いた姿は
私のパリマダム・有名店のオーナーイメージとは対極にあり、
飾り気のない姿はそのまま飾り気のないお人柄につながる。

同じ名前のよしみか、娘のことを「ちいさいひろこちゃん」と呼んで
ことのほか、かわいがってくださった。

京都では蚊に喰われた右手にそっとシールをはってくれたと喜び、
香川では店先で一緒にかくれんぼをしてもらい
「いくつ数えたらいい?」
「9!!」
「ふっ…。9なんや~。」と楽しげに笑ってくださった。
高知では、boncoinの2階にあがりこんで遊ぶ娘に、
やっこさんとやっこさんの袴まで折って(正確には折らせたのだと思うが)くださった。

ミュンヘンに住む私たち一家と
「向こうで会いましょう。ミュンヘンに行くことを仕事の励みにしよう!」
「私たちもパリに遊びに行きます。」
と約束をしたが、その約束は果たされなかった。

パリには行ったのに。

会いたいなあ、と思いながらもタイトな日程で時間がないし、
また会う機会はあるから、と思っていた。

こんな風に年を重ねた大人になりたい、と
憧れのような気持ちを抱くことができた初めての人だったので、
わずか3回しかお会いしたことがないのに、
頭の片隅にいつも住んでおられる。
うるさい世間の干渉やら、他人の自己顕示欲の強さに押されて
自分を見失いそうになることしばし。
強い心で静かにおる、おり続けるというのはほんとに難しくて
振り子時計のように心は揺れて不安定になる。
そんなとき、よく松村さんを想った。
遠くから大きな樹のような人の下に集う人たちのことを眺めていると
風が吹き自由な気持ちになった。
凝り固まった筋肉が骨からほどよい感じで離れて執着から解き放たれるような。

ひろこの写真を送ろう。
ミュンヘンで過ごしている様子や、ホラーばりのおもろい写真を。
親馬鹿丸出しの写真だが間違いなく喜んでくれるだろう。
いつか、いつか、いつの日か。
ずっとそう思っていた。
そして、私の最大の悪い「不精癖」が出た。

もう届かない。
例えば、このブログにその写真をUPして、
お空からきっと見てくれるに違いない、と感傷に浸ることはできるだろうが、
届くことはない。

私は頭をかきむしって泣いた。
つっぷして頭を抱え込み、ぐうと強く。
ごはんはおいしく食べているし、お風呂に入ってリラックスするし、
子供や友人と笑っている。
でも、ふとした拍子に空を見上げて思い出してしまう。

近しい方の寂しさ、喪失感はいかばかりであろうか。

最後まで強くおられたと息子さんがブログで語られている
その文面、たちのぼる雰囲気が限りなくお母上に似ておられるので
泣きながらあたたかい気持ちになった。

松村ひろ子さん。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。


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2011.06.21 20:38

DSC_0015_20110621203226.jpg

「持ち寄り会」しました。

このちんまりした食べごと教室を見つけ、
最初から参加してくださっているおふたり。
今は京都の「菜食料理教室 森田」に通っています。

純度をあげよう、おいしくて美しいごはんを作ろう。
日々日々精進している私たちです。

先日、オイリュトミーを初体験。
ここにいるのにここにいない。
「私とあなたと私たち」を同時に意識する動きに
くらくらするほどの幸福感。

おはなとみつばちはもっともっと美しい動きになるのでしょう。
上からみたらきっと呼吸しているようになめらかな曲線。

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2011.03.16 19:21

地震が起こった後、
金曜日も土曜日も日曜日も、
家にいる時間はずーっとテレビをつけていました。

刻々と変わる被災地の状況や、原発のことがとても気になっていたからです。
そうやって過ごしていたら、
頭の中の何かがとんでもなく麻痺してきて
ぼんやりとした思考の奥のほうで警告がちかちかと点滅しました。

おちびが言うのです。
「かっか。おんなじだよ。これはもうみたよ。」
そして、私の頭を両手ではさみ「いいこいいこ」をしてくれました。

フィルターにかかった情報を見続ける。
見えない誰かの思惑が気づかぬうちに入りこむ。

テレビは消しました。
本当に必要な情報は私が手をのばしてうけとればいいし、
そういう気持ちでいる限り、
不思議と向こうからやってきてくれるのが世界(宇宙か?)のしくみです。
おちびが思い出させてくれました。

テレビを消して祈ろう。
ひとりでも多くの命が救われることを。
危険極まりない原発の現場へ赴く勇気ある関係者の無事を。
幼い子供の心が大人によってしっかりと守られることを。

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2011.03.14 10:17

今朝の朝日新聞に、12、13日の2日間にわたって行われた岩本氏による
個人物資支援の受付の様子がとりあげられています。

:::
想定を超える量に対応が追いつかず混乱。
周囲で渋滞、中央署は「何の許可も出していない。」として会社に警告。
搬送先は未定であるとの本人の回答。
:::

現場は無秩序に集められた物であふれていました。
色あせた古着。
クリーニングに出した後、何年もその袋から出してすらいないと思われる重い綿布団。
使い古しの毛布。
仕分けを手伝われた方によるとハイヒールやぼろぼろのブラジャーまであったそうです。

受付開始時刻直後の大行列に並びながら、対応のお粗末さに不信感をいだいていたのに、
最終的に支援物資を渡して帰った自分の浅はかさを本当に恥じています。

今、被災地に必要なものはなんだろう、と考えて選んだ支援物資でしたが
賢明な方々はきっと今回、この情報に扇動されることなく、
市が募っている義捐金やきちんとした団体による街頭募金で支援をされたのだと思います。

岩本氏の活動を告知したブログは猛省の意味をこめて削除せず残します。

自衛隊や関西電力などのチェーンメールがいまだにまわってきます。
どうぞ公の機関の公式のよびかけに応じてください。

私たちの気持ちが無駄になることは今後絶対に避けなければなりません。

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2011.03.13 18:09

岩本氏による被災地への物資支援受付は本日13日で終了のようです。

以下、ご本人がブログにて理由を説明されていらっしゃいますので転載します。

****************************************

朝から沢山支援物資を預かり、弊社のセミナー室に入らないという、状況になってきました。大変申し訳ございませんが、物理的に小物以外が、受けられない状況になりました。また、早期終了(12時)を予定しています。前ブログが、メールで、回っているようですが、本文も、回してください。よろしくお願いします。

また、皆様からお預かりした物資、あたたかい気持ちを行政を通じて送れなかった場合、自走してでも必ずお届けいたします。現時点でお預かりした物資を届けるための苦渋の判断です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

岩本壮一郎

11時45分

大変申し訳ございません。確実に被災地に届けるために、これ以上お預かりできない状況となりました。すでに、すでに弊社に郵送された分については、お預かりいたします。今からの弊社への郵送は控えてくださいますようお願いいたします。

岩本壮一郎

12時6分

早期終了は、今預かりした分を確実に届けるためです。本当に皆様の気持ちを届けさせてください。また皆様のお気持ちを届けるために、早期終了をしました。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。


岩本壮一郎

12時55分

****************************************

ビルの1階入り口前の広場にはに山のように物資が集まって、現場は混乱ぎみでした。
「古着や毛布は被災地に送ると逆に迷惑になる可能性があります。」
と呼びかけてもおいででした。

どうしてだろう。
私は今猛烈に怒っていて、そして泣きたい。

福岡県の行政による支援物資受付についても発表があったようです。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/a01/kyuenbusshi.html

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