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2013.08.16 03:17

DSC00642.jpg

長い長い話その2である。
本当に長いのだ。(大半が愚痴)

近所の矯正歯科専門医を調べた私は
ここ!と決めた歯科医のカウンセリングを受けた。

初見で歯科医は言った。
「顎関節症を根治させたいなら外科的手術が必要ですね。」
顔の皮をぺろっとめくって顎の骨を切る手術。
どっひゃーである。
根治はするが顔面神経麻痺など後遺症の恐れも否定できない。
まさにハイリスクハイリターン!!!
2歳児を抱えての入院、そして2年後にはドイツへ。
何かあったら困るなあ、むむう…とうなっていると歯科医は言った。
「ま、詳しく調べてみないとわかりませんが、
 歯列矯正によって噛み合わせがよくなることで顎の負担が軽減し、
 症状が出にくくなることもあります。」

それを先に言ってくれ。

結果、その後の綿密なシュミレーションにより
歯列矯正でもそこそこの結果が出そうだということになった。

歯科医は「どちらにしますか?」と聞いてきた。
なんとなく雰囲気で手術を押していた気もする。
一応、悩んだふりをして「歯列矯正で様子を見ます。」と答えた。

次はどの器具をつけるか、である。

私が小学生のころ、近所の女の子が受け口の矯正をしていた。
頭から顎にかけてぶっといゴムバンドをしていたのだが
子供心に容赦なく「変なの…。」と思った記憶がある。
もしも治療したら私もあの装置を…いやあああああ!と思ったと思う。
しかし母は言った。
「いとこのたまちゃんも受け口だったけど、
毎日、指で顎を押し続けて自力で治したんだって。」

大人になった今なら「まゆつばじゃね?」と思えるが
子供の時はそんなもんか、と納得し、
もちろん私は、毎日、顎を指で押し続けたりしなかった。

それから30年(以上)。
矯正治療は目覚ましい進歩を遂げていたようだ。
(変な)ゴムバンドは選択肢にもちろんなかった。
歯の裏側に器具をつける「見えない矯正」も誕生している。
弱い力をかけて効率的に歯を動かすデーモンシステムなる器具の説明を受けた時は
「閣下」とか「相撲解説」とか妙なイメージが浮かんでは消えていったが、
そのシステムのお世話になることにした。

「順調に進めば2年程度で治療は終了し保定期間に入るだろう。」
と歯科医は言った。
2年半後にドイツへ行く前に治療を終了させて保定期間に入りたい、
入れないなら治療を帰国後に見送ろうと思っていた私は、
「いつやるか、今でしょ!」とそれなりの大金を投じることに決めた。

デーモンシステムは世界各国で普及しているので、
もしも!もしも!もしも!治療が計画通りに終わらなくても、
ミュンヘンの歯科医に継続して診てもらえるというのも後押ししたのだが
大きな落とし穴にしょっぱなからずっぽりはまっていたことに
まったく気が付いていなかった。

写真はミュンヘンのマルクト。
この近所にデーモンシステムの治療ができる歯科医のクリニックがあった。

(その3へ続く)←だから長いんだって
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2013.08.07 16:28

DSC06975.jpg

この夏、歯列矯正がようやっと終わった。
まるっと4年。
矯正器具がとれた私の口元を見ておしゃまが言った。
「あ~!!かっか、歯がとれてるううう♪」

正確には「歯についていた器具」なのであるが、
夢にまで見た喜びの日、日本語の(大きな)誤りには目をつぶろう。

その後、粘土でせっせと何か作っておるなあ、と思っていたら、
「おめでとう!!(ハート)ママ」のメッセージだった。
下にあるのはなんだろう、豚の鼻だろうか。
たとえ、豚の鼻であっても夢にまで見た喜びの日。
意味不明のオブジェも今日はそれほど気にならない。

4年と半年前。
和菓子のテレビ番組を見ていた時、
「受け口を治さないと本格的に口が開かなくなるなあ。」
突然、何の脈絡もなくそう思った。

20代前半から、仕事のストレスや、
夜中の長電話ですぐに顎が痛くなり口が開かなくなる、
いわゆる「顎関節症」に悩まされていた。
或る時は歯科を、また或る時は整形外科を受診し、
それはそれはこの世のものとも思えぬ
恐ろしく痛い注射を顎関節にぶすりと打たれ、
あまりの痛さに2度と整形外科を受診することはなく、
その後はもっぱら歯科医のお世話になっていた。
歯科医は、対症療法であるマウスピースを作りながら
「本格的に治療しないと、歳をとってから口が開かなくなりますよ。」
とプチトマトを丸ごと食べられない私に忠告をし、矯正を薦めた。

「はあ…。」と煮え切らない返事をしながら適当にかわし続けて15年。
歳とともに顎の筋肉は衰え、出産で歯も弱くなった。
和菓子の番組をのんきに見ていた私にきっと未来の私がメッセージを送ってきたのだろう。
「このままだとあんた。いつか大福にまるっとかぶりつけなくなるで。」

すぐに私は矯正歯科学会のHPで近所の専門医を調べはじめた。

(長いので続く)

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