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2016.11.22 10:17

DSC03576.jpg

晩秋ですね。
寒くなりませんけど。

さて、前述のとおり、わたくし、胆嚢がありません。
胆嚢というのはですね、肝臓で作られた胆汁をプールして濃縮させ
胃袋に脂肪系食物が入ってくると、きゅっと収縮してその胆汁を十二指腸へ送る
働きをしているのざます。
「なくてもだいじょうぶ。」な臓器です、はい。←だから摘出できた
「なくてもだいじょうぶ」というのは「なくても死にゃしない」という意味なんだと
強く実感したのは術後のことなんですけどね。

神がつくりたもうた肉体に不要なものなし!
はふ。

摘出するとどうなるか、と言いますと、
肝臓で作られた胆汁が四六時中無駄に流れ続けておりますので、
肝心の脂肪食摂取時には、濃縮されてない(=つまり薄い)上に、
必要量に満たない胆汁がちびっと出て、脂肪は吸収されずに大腸へ向かう、
ということになります。
ありていに申せば「下痢をするぞ!」ということです、理論上は。
しかし、医師曰はく「便秘をする患者さんもいる。」とのことで、
果たして、私はどちらに転ぶのだろう…と思っていましたら
下痢に軍配があがりました。
ちょっとでも食べ過ぎると下痢。ちょっと脂っこいもの食べたら下痢。
満員の通勤電車で何度途中下車したことか…(遠い目)。
停車駅のトイレマップを完璧に頭にいれ、常にドア近くを陣取る。
下痢通勤の鉄則でした。
体調によっては、食後に、背中の右のピンポイントが
きゅうううっと痛むので、母にぐっと押し込んでもらうこと数年、
結婚してからは、旦那はんにその役目はバトンタッチされ、
「押してくれ、ぐーっと押し込んでくれ!親指ぬるい!ひじで!」と叫ぶこと数年。
「胆嚢がない」ということに身体が慣れるまでずいぶんの年月を必要としました。
厳密に言うといまだに完全には慣れていないと思います。

執刀医から摘出された胆嚢を見せてもらった母が、
「小さかったよ。このくらい。」と掌をくるんとまるめながら言いました。
「ふうん。」と素っ気なくこたえながら、鼻の奥がつんとしたのを覚えています。
母が手術した娘を不憫に思っているのが伝わったからなのか
なくした胆嚢を恋しく思ったからなのか、
腹部に4つ、穴が開いたからなのか。

もしも、このしょーもないブログを読んでおられる方の中に、
胆嚢を摘出せねばならない事態に陥り
術後、残念なことに下痢へと舵をきってしまいそうな方がおられたら
先達として一言忠告しておきます。
「もつ鍋とビールの組み合わせは100%くだす!!!」



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2016.11.15 13:40

DSC00705.jpg

(閑話休題)

夜更けに雨戸を閉めていた旦那マンがぶおお~ぶおお~とほら貝イントロ付で
「月が出てる。」とアナウンスしてきた。
「え?ほんと!?」と反射的に外に飛び出すと雲の切れ間から
月が白く輝いている。真珠みたいだ。

わあ!そんなに大きくない♪

ものすごいスピードで雲が動くものだから、
あっという間に月は隠れてしまったのだが、
月光が雲に投影されてうすぼんやりと丸く不思議な虹のような色を
たたえて輝いていた。
月よりきれいだな、と思いながら首を最大マックス傾けて見ていた。

68年後にもしも生きていて、
同じ距離にある月を眺めた場合、何を思い出すのだろう。
月が想像よりうんと小さかったことだろうか。
月よりも月光をうつす雲が美しかったことだろうか。
もしかすると、旦那マンの無意味なぶおお~のほら貝音かもしれないし
全部忘れてグ―すかと寝ているかもしれない。

みなさんはスーパームーンを見ましたか?
私は夜中の1時36分にパチリとスイッチをいれたかのように
目覚めてしまったので、もう1回見ました。
写真は夜中の1枚。パチリついでにパチってやりました。
夜中にこんなことしてる46歳。
ベッドにもどるとおしゃまが寝言を言いました。
「全部!全部埋めた!」
何を埋めたのか知りませんが、なんかおどろおどろしいので、
速攻で寝ました。


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2016.11.14 21:22

DSC09326.jpg

肝臓を病んだ入院中、肝臓のエコーをとった。
腫れ具合を確認するために何度も。

幸い、私は暇だった。
さらに幸いなことに老人の海病院の医師も、外来を終えると暇だった(ようだ)。
お互いに暇だったと思われる医師と患者は、
共通の目的「どんくらい腫れてますのん?」を確認すべく、
エコーチェックに余念がなかった。

エコー検査を受けたことある方はご存知だろうが、
最初に、ドロッとした液体が患部にかけられる。
「ちょっと冷たいですよ。」
マニュアル化されたセリフを医師が言う。
これが、ちょっとどころじゃない冷たさだったりするので
ある時は「(ひゃ!)」と心の中で叫び、
ある時は身体が「ひゃ!」と正直に動いたりしたものだ。

大学病院でもエコー検査を受けたが、
その時にはしなかったやや不自然な体位で検査を受けていた時に
それは発見された。
肋骨をゴリゴリと言わせながら妙な角度で機械が動いた後
「あ~、やっぱり胆嚢にポリープができてますね~。」
と医師は言った。

「大きくなると癌になる可能性もあるので、経過観察が必要です。」
医師はやっぱり真顔で言った。
ものすごく体格がよく、全身に肉布団をまとい、
軽い天然パーマの髪質を持ち、青春のニキビ跡を顔に残す医師。
個人的にややキモな印象を受けてしまっていた自分を恥じた。
「め、め、名医じゃん。」

「安静地獄」をこれでもかと体験し、
肝臓の病を克服した私は念願の退院を果たした。
胆嚢ポリープというお土産付きで。

最初はまじめに経過観察のため通院していたが、
いつしか「だいじょぶじゃね?」と慢心し、検査に行かなくなった。

私には姉がいる。(非常に掃除好きな)
ある時、姉が「検査に行きな。」と唐突に言った。
なんだか嫌な予感がすると言う。
「そう言われましてもねー、仕事はそう簡単に休めんとですよー。」
と心の中で耳をかっぽじった記憶があるので、
おそらく、素直に受診してはいないだろう。
姉はきっと数回「いやな予感がする。」を繰り返したはずだ。

受診結果は黒。
胆嚢ポリープはすこぶるすくすくと健やかに大きくなっていた。
「これは………胆嚢、とったほうがいいです。」と名医は言った。

うちは母の勘だけではない。
姉の勘もすごいのである。

肝臓を病んだおかげで胆嚢ポリープは発見された。
将来癌化する可能性が色濃くなったポリープは胆嚢ごと摘出されるのだが
胆嚢癌でとっくの昔にこの世とおさらばしていたかもしれない人生との
分岐点を探すとき
「悪く見えるいいこと(かもしれないこと)。」について考える。
もしもあの時、焼肉を食べに行かなければ…。
もしも、焼肉屋で舌の先を深く深く噛んで傷つけていなければ…。
もしも、肝臓を病んで入院していなければ…。
もしも、肉襦袢ドクターと出会えていなければ…。
しつこく「もしも」を連呼しながらそう考えると
「悪いことなんかこの世にひとつもないぜ!」(グッジョブ!)
と大船に乗った気分になれる。
それがたとえ泥船であっても。
この世は地獄で、生きてることのほうがしんどいことなのかもしれなくても。

今夜は68年ぶりに月が地球に最接近。
スーパームーンがやってくる。
しかし、分厚い雨雲に遮られ月の光は私のもとに届かない。
次にやってくるときは、おそらく寿命を迎えているだろう。
もしくは長寿でギネスだ。
「あの時、スーパームーンを見れなかったおかげで…ほにゃにゃらら。」な
人生は続く。

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2016.11.09 14:19

DSC00406.jpg

過去に4度ほど入院したことがある。

最初は肝臓の病。
2度目は胆嚢の病。
3度目と4度目は妊娠中の大量出血で。

最初の入院の予兆は「立って歯が磨けない。」だった。
立って歯を磨かないことが多々あった当時の私は
その身体の変調を特に重大なことと認識せず、
ただただしんどいな、と思っていた。
いちはやく変調に気が付いたのは母親だ。
母の勘というのは本当にすごい、と今でも思う。
「病院に行け、病院に行け。」としつこく言ってくるものだから、
最初はうるさい蠅をはらう程度で適当にあしらっていたのだが
仕方ないなーと重い腰をあげて、当時勤務していた病院を受診した。
結果は異常なし。
「えっへん」感を漂わせながら母に報告した記憶がある。
しかし、そこに大きな落とし穴があった。
母の勘が鋭すぎて、血液検査の結果に病状が反映する前に
受診してしまっていただけだったのである。
その後、体調はみるみる悪化し、
前方15度の傾斜姿勢でしか歩けなくなった私は
大学病院を受診するはめになるのだが
即刻入院をすすめる医師に
「明日の入院じゃだめですか~?何も準備してないし~。」と軽くごねたら
「あなた、死にますよ。」と真顔で言われた。
まだ死にたくない私は慌てて入院準備を整え、すたこらさっさと
大学病院が紹介してくれた中堅病院の個室に入院したわけだが
風呂に入れないのはもちろん、部屋から一歩も出てはならず
必要最低限トイレと歯磨き以外はベッドで暮らす安静入院に
「きえー!!!」と気が狂いそうになったのを覚えている。
窓のサイズにあっていない10cm短いカーテンの隙間から
となりの駐車場を煌々と照らす盗難よけの灯りがビームのように入ってきて、
真っ暗じゃないと眠れない私の繊細な神経を思いっきり逆なでしたことも。
個室を一歩出ると、老人しかいない。
どうせ出れないんだけど。
老人の海に囲まれた陸の孤島の安静住人は、
看護師さんの手を煩わせることのない優良患者だったに違いないと思う。
とにかく暇だった。
姉が貸してくれた村上春樹先生の「ねじまき鳥クロニクル」の分厚さが
救世主に見えるくらいに。
ちなみにミュンヘンの日本語活字欠乏生活を救ってくれたのも彼だ。
「海辺のカフカ」を繰り返し繰り返し繰り返し読んだ。
リピートしてもリピートしてもいまだに飽きない私の鉄板よ。
話はそれたが、
今考えると、4度の入院経験はそこそこ深いところで
私の人格を形成したような気がするので書き留めておこうと思う。

この肝臓の入院は、次の入院のプロローグになるのだが、
それはまた別の話。

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2016.11.02 15:48

DSC00219_20161102150817c30.jpg

甚だしきかな、ブログ放置。
自分のブログをネット検索してもちっともあがってきやしねっす。
探すのに苦労したぜよ。

なんやかやですっかり秋ですね。
寒くなりましたね。
ちっとも野菜が安くなりませんね。
こないだ産直に野菜を買いにいきましたら
「高くてすみません。」と段ボールに書かれたきゅうりが1本90円で売られてました。
サニーレタス350円。買えん!!
農家さんのご苦労はいかばかりか…。

なんやかやで隠居したかのよな生活を送ってます。
社会に出て労働、してない。
継続した勉強、してない。
春に我が家にやってきた自転車に乗ってあちこちに出没し、
オイリュトミーとピラティスのレッスンに定期的に通う毎日。
後はやってくるものだけを受け容れ、ぽかんと過ごす日々です。

三瀬にリンゴ狩りに行きました。
もぎたてりんごは汁だくですやんね。
今の今まで地面から水を吸い上げていたんやな~と
遠い目になりながら2個半食べて
厳選に厳選を重ね若干危険な目にあいながら7個もぐ。
アダムとイブが食べちゃったのも仕方ないよ、おいしいもん。



おまけでオープン。ぱかっ!

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