FC2ブログ

2017.06.09 11:58

DSC00958.jpg

雪じゃよ。
雪に寝転ぶ子供じゃよ。

ちなみに彼女が寝転んでる場所は、バリバリの北極圏。
フィンランドはサーリセルカにあるハンバーガー屋「ムオッシグリル」(注1)
の横ざます。
2017年1月のことなのざます。

それはそれは暑い夏の日のこと。
ネットで「年末年始、サンタに会ってオーロラをみよう。」という格安のツアーを
たまたま見つけた。
それはそれは暑い夏の日だったからだろうか、
寒いところに行きたいという猛烈な欲求とともに、
それまでうすらぼんやりとしか思ったことがなかった気もする
「機会があればオーロラを見てみたいものだ…。」という欲求が
むくむくとふくれあがり、
結果、脳内フルスロットルで旅行の算段を立て始めてしまった。

旦那はんの年末年始の休み→クリアできそう、つーかクリアさせて。
娘の予定→特になし、年末年始にあるわけない
私の予定→むしろ(くそ忙しい)正月に海外逃亡できてうれしい
旅費総額!!(チーン)
行ける!行けるではないか!

個人的な人生哲学として
「直観には従え!そして即行動に移せ。」を掲げている私。
旦那はんはそういうときの私は止めても無駄だということを
経験則からなのか知っているのであっさり賛同してくれた。

格安とはいえ、そこそこのマネーをつぎこむ「オーロラ」という大博打。
だが負ける気がしない。
私の直観は「Yes!We can.」と告げていた。

北極圏はとても寒かった。
そんじょそこらの寒さではない。
ああ、ここで今、もし放り出されたらまじでやばいな…という
生命の危機を感じるくらいの寒さ。
THE日本の冬♪レベルの防寒対策で外に出たらもって30分が関の山だろう。
より正確に表現しようとすると「寒い」ではなく「痛い」なのだが
北欧在住の日本人ガイドによると唇と唇をあわせて発音する「M」が話しにくくなったら
相当気温が下がっていると判断するらしい。
唇についた微量のつばっこが瞬時に凍って、
上唇と下唇がくっつき発音できなくなるのだそうだ。
サンタクロースの家の裏口でサンタ待ちをさせられつつ披露されたこの豆知識。
なんともレアすぎる場所で、
本当に「ま行」は唇をくっつけないと発音できないのか試した私の思い出を
ぜひ共有していただきたい。

太陽が一日中昇らない極夜と
バスの車窓から見る深夜0時の黒々とした森と
半径数㎞まったく灯りなし!な経験したことのない闇と
その闇の中で見た満天の星と、
「そりがいっちばん楽しかった~!」という娘の感想と。
オーロラの周辺で起こった出来事のほうが何気に感慨深いのだが。

♪オーロラ~
それはオーロラ~
「地球も夢を見るんだ。こいつがそうだ。」と
目を輝かせてた~♪


DSC02237.jpg

ただただ美しい♪とだけはどうしても思えなかった。
不気味で神聖な。
私が感じたこの表現しにくい感情は「畏怖の念」と呼ばれるものなのかもしれない。






(注1)営業時間が夕方4時から深夜までという宵っ張りの店主が
ひとりで切り盛りするハンバーガー屋。
スペシャリテはトナカイバーガー。
ちなみにホテルの朝食に出たトナカイハムを2mmほど食べたみたが
酸っぱい獣臭が鼻に抜けていく味。


| フィンランド・旅 | コメント(0) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

コメントを書く

 
管理人にのみ表示
 

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ